所蔵品詳細

近世和歌史論

分類
著者 著者紹介
出版 文教図書
時代 昭和33年
所蔵番号 GD33

解説

近世の和歌に関しての研究書となる。第一部では、近世和歌史を書きかえようとするための新見を展望的に説いている。第二部では、加納諸平に関する新研究が述べられる。第三部では、香川景樹に関する様々な考えを述べる。第四部では、良寛、橘曙覧等の生活派歌人の紹介を行っている。当時の新資料を数多く盛り込んだ労作である。

同窓会所蔵関係書籍

『明窓』『加納諸平の研究』『加茂真渕論』『歌集「清流」』『言吹草』『泰山木』

(やまもとかしょう)

略歴

鳥取一中・西高職員昭和10〜30年 鳥取県立図書館長

作者紹介

教育者。歌人。文学研究者(文学博士)。検定合格により小学校教員となる。文検合格により、鳥取一中勤務。戦後は東京高等師範学校で学び、帰郷。鳥取西高校で勤務。鳥取西高教頭より鳥取県立図書館長に就任。その後は八頭高等学校校長となる。退職後は夙川学院短期大学、神戸女学院短期大学の教授を勤める。教育以外にも、鳥取の文芸振興に尽力した。(1908~1992)
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