所蔵品詳細
解説
昭和9年から10年にかけて松本、浦和、岡山の諸高等学校、並びに哲学会、日本文家協会、4仏教学会等において行われた橋田邦彦博士の講演を集めた著作である。編者は山極一三氏。本書は講演集という点で、心のゆとりをもって、読み入り聞き入ることができる内容であると編者はうたっている。
同窓会所蔵関係書籍
『正法眼蔵釈意』第一集、『正法眼蔵釈意』第二集橋田邦彦(無適) (はしだくにひこ(むてき))
略歴
鳥取一中明治34年卒 旧制一高校長 東大教授・文部大臣
作者紹介
医師藤田謙造の二男として倉吉に生まれ、成徳小から鳥取一中に進み、一高を経て東大医学部を卒業。東大助手となり、ドイツ留学後助教授、教授となり生理学を担当した。1937年には一高校長を兼任し、1940年から1943年まで文部大臣を務めた。1945年9月14日戦争犯罪人としてGHQの指名を受けて自決した。(1882~1945)