所蔵品詳細

日本憲法要論

分類
著者 著者紹介
出版 金刺芳流堂
時代 昭和5年
所蔵番号 GD13

解説

佐々木惣一博士の代表的著作となる。旧憲法下の代表的な憲法教科書とされてきた。帝国憲法により国家の構成、組織及び作用に関する根本規範を説明したものであり、漢字カタカナ交じりの文章となっている。

同窓会所蔵関係書籍

『立憲非立憲』『普通選挙』『日本行政論・各論・通則・警察行政法』『法制教科書(訂正版)』『日本行政法論総論』『日本憲法要論』『京大事件』『佐々木博士還暦祝賀記念』『憲法及行政法の諸問題』『憲法・行政法演習 第一』『憲法・行政法演習 第二』『憲法・行政法演習 第三』『我が国憲法の独自性』『憲法改正断想』『日本国憲法論』『改訂日本国憲法論』『天皇の国家的象徴性』『憲法大義』『憲法学論文集 一』『憲法学論文集 二』『憲法学論文集 三』『道草記』

(ささきそういち(とくざん))

略歴

元京都大学・立命館大学教授

作者紹介

憲法学者。鳥取市西町に生まれる。鳥取尋常中学校を1895年に卒業の後、四高を経て、京都帝大にて法学を学ぶ。1903年卒業後、同大の講師、ついで助教授・教授となり、憲法を講じた。1913年法学博士となり、1920~1923年には法学部長に就いた。1933年の「滝川事件」により京都帝大を去るも、立命館大学長に迎えられ、1936年までその職にあった。1945年、内大臣府御用掛として憲法改正調査にあたり、いわゆる「佐々木憲法草案」を作成した。1952年には文化勲章を受章し、翌年には京都市名誉市民に推された。(1878~1965)
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