所蔵品詳細
解説
『夢の如し』は坂本四方太の代表作であり、写生文として夏目漱石に絶賛された。幼少期の思い出を克明に表現している。初版本は明治42年9月に発行。近年では、西尾肇氏により『紙魚』第5号の別冊付録として昭和63年5月に印刷発行された。この所有書籍は、没後90年記念復刻として、平成19年5月に発刊されたものである。
坂本四方太 (さかもとしほうた)
略歴
鳥取尋常中明治25年卒
作者紹介
岩井郡大谷村(現在の岩美町大谷)に生まれる。本名四方太(よもた)。
仙台にあった第二高等学校在学中より俳句を始める。東京帝国大学に進学後、俳誌『ホトトギス』の同人および選者として活躍。鳥取に近代俳句を導入した先駆者であり、俳句グループ「卯の花会」を指導した。
東京帝大附属図書館司書として勤めながら正岡子規門下の俳人として新俳句と写生文の開拓普及に大きく貢献した。(1873~1917)
仙台にあった第二高等学校在学中より俳句を始める。東京帝国大学に進学後、俳誌『ホトトギス』の同人および選者として活躍。鳥取に近代俳句を導入した先駆者であり、俳句グループ「卯の花会」を指導した。
東京帝大附属図書館司書として勤めながら正岡子規門下の俳人として新俳句と写生文の開拓普及に大きく貢献した。(1873~1917)