所蔵品詳細
解説
激動の「昭和」を常に斜に構えて生き、その虚実を見据え続けた「知的冒険野郎 仲市實」のロマン溢れる言動の軌跡と記録。旺盛な探求心と好奇心に燃え奔放に生きた氏が、自戒と含羞を込めて読者に贈る時事寸評・随想・辺地紀行・講話・短編小説などを掲載した自選集である。
同窓会所蔵関係書籍
『縣政の断層』『泣き笑い十五の春』『暴れ勘四郎』『中国辺境遊記』『共斃社始末』『赤い大地・黒い大地』仲市實 （なかいちみのる）
略歴
鳥取一中昭和13年卒
作者紹介
大正10年生まれ。鳥取一中卒業後、戦時中は華南方面で軍務に服す。戦後鳥取県議会議員となり、3期勤める傍ら、挫折を味わった少年、少女の再教育のため、学校法人「鶏鳴塾予備校」を創設。理事長として教育に邁進した。数々の著作を発表すると共に、世界の僻地・辺境を探訪し、記録集も数多く発刊した。