所蔵品詳細
解説
巨樹に関して長年研究された牧野氏が、日本人の暮らしと心の中に深く刻まれてきた「桜」について語った書物。氏は「古今集以来、花といえば、それは直ちに桜をさした。それほどまでに、桜は日本人の心の中に定着し、精神の基層の部分を構成してきたのである。」と述べている。
同窓会所蔵関係書籍
『散文詩ノート「雪」』『惜水ノ記』『紙すきの里』『木々の風貌』『鳥取県の手仕事』『ホウノキの花の咲く頃』『樹齢千年』『八咫鳥ノ森』『三重塔紀行』『郷土文化試論 神々の記憶』『ふるさとの想念』『宇宙をもらった男 田中寒楼』『巨樹と日本人』『日本巨樹論』『新 桜の精神史』『対応すれども行動せず』『凡夫の民藝論』『古木の物語』『寒楼、覚え書き〈正続2冊〉私家版』牧野和春 (まきのかずはる)
略歴
鳥取一中併設中昭和24年卒・鳥取西高昭和27年卒
作者紹介
鳥取県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ジャーナリストを経て1968年牧野出版を創立、精神医学書などを出版。のち惜水社社長。