所蔵品詳細
解説
夏目漱石の『行人』を通して、夏目漱石の病気とその人となりを解こうと試みた一書である。漱石にたまたま見出される内因性うつ病を手がかりとして、病気と性情との絡み合いを論述したものである。
同窓会所蔵関係書籍
『クラーゲス性格学の基礎』『生命と精神 ルートヴッヒ・クラーゲスの面影』『L・クラーゲス 意識の本質について』『L・クラーゲス表現学の基礎理論』『日本の印象・一精神科医の見た東と西』『ルートヴッヒ・クラーゲス生誕百年祭に参加して』『クラーゲスの哲学から見た仏教ー根本仏教を取り出す一つの試みー』『千谷七郎教授還暦記念論文集「うぶすな」』『人間とはなにか』『遠近抄』『千谷七郎氏の思い出(大村文夫)』『続「漱石の病跡」』千谷七郎 (ちたにしちろう)
略歴
鳥取一中昭和5年卒
作者紹介
千谷七郎氏、は、精神病理学者。 鳥取市生まれ。 鳥取第一中学校卒、第一高等学校理乙卒、東京帝国大学医学部卒、東京帝国大学精神神経科講師、1950年東京女子医科大学教授、1957年「精神科とCortisone様作用物質」で東京女子医科大学医学博士、のち名誉教授。 日本文化会議会員。 (1912~1992)