所蔵品詳細

本倉

分類
著者 著者紹介
出版 みすず書房
時代 昭和58年
所蔵番号 GD27

解説

現代史の研究者である松尾氏のほぼ28年にわたる小文を集成したのがこの書物となる。人物論、史的小品、身辺雑記、旅の思い出など多彩であるが、本についての文章がその主体をなしている。

同窓会所蔵関係書籍

『民本主義の潮流』『大正デモクラシー』

(まつおたかよし)

略歴

鳥取一中昭和21年卒 京都大学文学部教授

作者紹介

日本の歴史学者。日本近現代史専攻。大正デモクラシー研究をライフワークとした。京都大学名誉教授。1929年、鳥取県鳥取市生まれ。鳥取第一中学校・松江高等学校文科甲類を経て、1953年9月に京都帝国大学文学部を卒業した。京大では国史学の北山茂夫に師事した。1954年4月、京都大学人文科学研究所助手となり、1970年5月より京都大学人文科学研究所助教授、1971年1月に京都大学文学部史学科助教授(現代史学講座担当)、1981年4月に京都大学文学部史学科教授(現代史学講座担当)に就いた。この間、1967年にハーバード燕京研究所フェローとして滞米している。1993年3月、京都大学を定年退官、同年4月京都大学名誉教授、京都橘女子大学教授。郷土の同窓(旧制鳥取第一中学校)の政治家古井喜実の著作・評伝の編さんも行っている。晩年は回想を交えた戦後デモクラシー研究著作を公刊した。2014年(平成26年)12月14日に死去。享年85。死の直前まで、吉野作造をテーマとする岩波新書の執筆を進めていた。(1929~2014)
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