所蔵品 - 館哲二(越山)

館哲二(越山) (たちてつじ(えつざん))

略歴

鳥取県知事

作者紹介

富山県高岡市出身。木津太郎平の二男として生まれ、後に館萩江の入夫となり改姓。富山県立高岡中学校、第一高等学校を経て、1914年、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業。同年11月内務省に入り岐阜県属として内務部学務兵事課に配属された。1917年10月、文官高等試験に合格した。1918年4月、岐阜県警部となる。以後、同県警視・警務課長兼工場課長、同県内務部産業課長、神奈川県外事課長、茨城県知事官房文書課長兼内務部社会課長、内閣書記官、内閣官房記録課長、同総務課長などを歴任。1931年12月に 第27代鳥取県知事に任命。以降、第32代石川県知事・神社局長・第31代東京府知事を経て、1938年に内務次官となる。翌年9月に内務次官を辞任し退官。その後、軍人援護会理事長、同胞援護会副会長兼理事長を務めた。戦後、1947年4月に、公選初代の富山県知事に選出されるが、同年11月に公職追放を受けて富山県知事を辞任。追放解除を経て、1951年11月の第2回参議院議員通常選挙補欠選挙(富山県選挙区)に出馬。当選して、3期務める。この間、参議院地方行政委員会理事・参議院予算委員長・参議院地方行政委員長・参議院予算委員長・参議院決算委員会委員を務める。(1889~ 1968)

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