所蔵品 - 村上恭一

村上恭一 (むらかみきょういち)

略歴

枢密院書記官長
因幡二十士 中野治平元長の子孫

作者紹介

鳥取市立川町に生まれる。村上謙の長男。小学校3年の頃一家が東京に転居したので、東京府立城北中から一高を経て1907年東京帝大法科大学を卒業した。卒後逓信省に入り、文官高等試験に合格して、1911年には大臣官房秘書課長を命ぜられた。1914年にはフランスに留学。帰国し、1916年末には枢密院書記官に任じられ、のち行政裁判所評定官を兼任した。1920年6月枢密院書記官長となり、在任5年2ヶ月に及んだ。退任後は貴族院議員として活動し、戦後1946年には帝国憲法改正特別委員会委員として改正案審議に加わった。この間中央大学で学生指導にあたり、また郷土鳥取県の治水事業や社会事業に尽くした。(1883~1953)

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