所蔵品 - 関義臣
関義臣 (せきよしおみ)
略歴
鳥取県参事(鳥取一中創設功労者)
作者紹介
福井藩主松平春嶽に仕え、藩校明道館に学び、横井小楠の教えを受けた。上京して昌平黌に入り舎長を命ぜられ、諸藩の志士と交わり、長崎で海援隊に入った。維新後は、大阪府判事試補に任ぜられたが、1869年租税局長・会計局長を兼ね、大阪の治水に功があった。福井藩の暴動の首謀とみられ死刑を宣告されたが、1871年許されて復帰。1872年1月鳥取県権参事を命ぜられ、7月には参事に昇進し、1873年5月置賜県に転ずるまで、鳥取県政の事実上の最高責任者であった。その間、多くの治績を残した。のち大審院に務め、山形、徳島県の知事となり、1897年貴族院議員、1907年男爵となった。(1838~1918)
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