所蔵品 - 牧野静修(芝石)
牧野静修(芝石) (まきのせいしゅう(しせき))
略歴
鳥取一中職員明治22~35年
作者紹介
名は順造。泉州堺の開業医佐々木春造の子として生まれた。父に医学、森田節斉、藤田竹外に漢詩文を学んだ。1863年、幕吏の探索を受け、逃れて父の郷里、鳥取に移った。医術を修め、1865年牧野謙亭の養女涛子と結婚し、牧野静修と名乗った。芝石は詩・書・画ともに優れ、画は米法山水に優れ、書は六朝書法に秀でるとともに、行草書も格調の高い書を書き、本格派であった。晩年は、鳥取一中にて書道を教授した。初期の『鳥城』の表紙題字は芝石の書である。(1840~1903)
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